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藤野可織 爪と目 ネタバレ [注目作家]

特報です。

第149回芥川賞の選考会が7月17日、東京・築地「新喜楽」で開かれ、

芥川賞藤野可織さん(33)が「爪と目」という作品で受賞しました。

新星、女流作家、藤野可織さんの誕生です。

ですが、藤野可織さん(ふじのかおり)??聞いた事がない方の方が多いかも知れませんね。

 

 

 

そこで、今回は、「爪と目」で、芥川賞、今後話題沸騰の藤野可織さんに注目してみました。

藤野可織さん、同志社大学文学部卒業、同大学院美学および芸術学専攻博士課程前期修了している

いわゆる才女です。

 

 

 

 

才女、藤野可織さんというと、近寄りがたい雰囲気を想像してしまうかも知れませんが、

藤野可織さんの写真(画像)が、ネットに何枚が出ていますが、

全然そんな事無いですよね。

むしろ、癒し系ですよね。

藤野可織さん、ホットするような印象、そんな方が、「爪と目」という作品を生み出すなんて・・・・・

そのギャップの方に驚きます。

 

 

今回、「爪と目」で芥川賞を受賞しましたが、

こちらの作品、「爪と目」は、幼い娘の視点から父親と不倫相手の女性との関係を描いた衝撃の作品です。

3歳の娘の視点により、平凡の中に潜むゆがんだ日常を淡々と描いているところがかえって怖いのです。

 

 

独特の技法で、読む者を作品の中に溶け込ませる文章能力は、以前から注目されており、

今までも

  • 2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞受賞。
  • 2009年、「いけにえ」で第141回芥川賞候補。
  • 2012年、「パトロネ」で第34回野間文芸新人賞候補。

    業界関係者の中では、既に注目されていたのです。

     

     

    そして今回、

  • 2013年、「爪と目」で第149回芥川賞受賞。

    藤野可織さん、とるべくしてとった芥川賞ですね。

     

     

    「パトロネ」、「いやしい鳥」などの藤野可織作品、読んだ事ありますか?

    読む手を途中で辞めたくなる衝動に駆られるのです。

    いや、面白いんですよ。

    だけど、体が拒否するのです。

    あまりの恐ろしさに・・・・・・

     

     

     

    怖いという次元を超えた恐怖をあなたは知っていますか?

    背筋が凍りつくというのは、こういうことだったのか

    じわりじわりと恐怖が体にまとわりつくような

    作品を生み出す藤野可織さん、

    ホント信じられないです。

     

     

     

    この夏、体の芯から涼しみたい方には、藤野可織作品お勧めです。

    もう既に、本屋で号外発表していました!!

    これは、ネット通販品切れになるのも早いかも知れませんね。

     

     

    今後の藤野可織注目です。


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